2009年07月11日
本格焼酎 紅乙女酒造(6)

むずかしい「焼酎 ポジショニングマップ」作業が落ち着いたら、「肴」との相性対決です。
<主菜>
・お豆腐×「紅乙女 胡麻だれ (480円)」
・ほうれん草のごま和え
・たたきごぼう ゴマ風味
・温野菜×「紅乙女 和風ごま (480円)」
・海苔入り 厚焼きタマゴ
人気があった食べあわせは、
・ほうれん草のごま和え & ② 紅乙女 胡麻焼酎 720ml 1,000円
・京都の黒ごませんべい & ③黒施些美(くろせさみ)720ml 1,320円
・温野菜×「紅乙女 和風ごま」 & ⑤萬ろく 1987年 720ml 10,500円
食べあわせは、嗜好の世界でもありますが共通点もあるようです。
皆さんも、「胡麻焼酎」を見つけたら一度試してみると楽しいですよ!※食べあわせは、1人より大勢でやった方が共通点が導きやすいです

~ 完 ~
2009年07月10日
本格焼酎 紅乙女酒造(5)

ここで、「焼酎 ポジショニング マップ」 の作成に、、、。まず、私と受講生の物差しを作ります。
「基準」は、① 桜明日香 900ml をレベル「6」にしました。基準を作らなければ、わかりにくい講座内容になってしまうからです。
例えば、焼酎好きな方に、どんなに辛口の日本酒を飲んでもらっても「甘い」となってしまうからです。
<焼酎 ポジショニング マップ>
マップレベル 6 : ① 桜明日香 900ml 1,250円
マップレベル 4 : ② 紅乙女 胡麻焼酎 720ml 1,000円
マップレベル 5~6 : ③黒施些美(くろせさみ)720ml 1,320円
マップレベル 8~9 : ④胡麻焼酎 ゴールド 720ml 3,840円
マップレベル 9~10 :⑤萬ろく 1987年 720ml 10,500円
つづく
2009年07月09日
本格焼酎 紅乙女酒造(4)

きき酒のお酒を、受講生さんの方がグラスに注いでいる間に、私が「前菜」を配りました。
<前菜>
・浜名湖産のり ポテトチップス 320円
・静岡県三方原のジャガイモ使用 ポテトチップス 320円
・京都の「黒ごませんべい」 300円
「きき酒」だけだと、酔ってしまいますから、、、。
今、静岡県で人気のポテトチップス 2種類(海苔しお、塩)です。落とし所が、「黒ごませんべい(京都の)」でした。
※さり気なく、「黒ごませんべい」を口にしてもらうことで、ゴマ焼酎を身近に、、、
つづく
2009年07月08日
本格焼酎 紅乙女酒造(3)

講座のスタートは、DVD鑑賞から(約20分間)。
いつもは、私がテキストを利用してお話しますが、この日は少し気分を変えてみました。DVDは、紅乙女酒造さんから入手した「紅乙女物語 第1章 風雅人 林田春野」という、胡麻焼酎誕生の内容。
DVD鑑賞を終えると、日本酒と本格焼酎の兄弟関係もよくわかったようです。国酒として、日本酒が 「お兄さん」 なら、本格焼酎は 「弟」 という関係です。
やはり、映像の力は素晴らしものです。皆さん、蔵元(福岡県久留米市田主丸町田主丸)へ行ったような気分になっていましたから。この後、きき酒が始まります。
つづく
2009年07月07日
本格焼酎 紅乙女酒造(2)

受講生1人当たりの席です。グラスは、お酒の数+お口直しの水= 合計 7個
それ以外に、テキストA4サイズで約 6枚、お箸、お手ふきなど。
きき酒が、ちゃんとできるようグラスは講座前に、特殊な布を使って磨いていますからピカピカに光ってます。今回の講座では、そのことに気がついてくれた受講生の方もいらっしゃいました。「鈴木先生のグラスは、いつも、ピカピカで気持ちいいですね」と、、、。
私も、「きき酒の講義」や「外で飲食」をする時があります。グラスやお皿が、汚れていると嫌な気持ちになります。男の癖に、「神経質」かな?。その為、講座では自分が受講生になった立場で準備しています。
もし、皆さんも、何かの機会に「きき酒」をすることがあれば、まず(お酒を入れる前に)、グラスのチェックをした方がいいですよ。
つづく
2009年07月06日
七夕 【かぐや姫のささやき】
明日は、七夕ですよね。
静岡県の「富士錦酒造」さんで、こんな麦焼酎を造っていることご存じでしたか?
銘柄(ネーミング)が、【かぐや姫のささやき】か~ なんて思わないでくださいね。ちゃんと、ロマンがあります。
富士は、「かぐや姫」の童話と縁の深い場所です。その縁の地に、生育する竹を使って濾過しています。神秘的な味わいですよ、、、抽象的な表現でしたね、すみません。
澄んだ、クリーンな味わいです。レタスや、お刺身についてくる大根ツマを連想させる「ウエッティー」な香りです。
つまり、焼肉をレタスに巻いたら「6(焼酎):4(水)」、お刺身なら「4(焼酎):6(水)」でいいハーモニーですよ!
明日は、「天の川」が見れるといいですね
2009年07月06日
本格焼酎 紅乙女酒造(1)

先月(6/24)、私が担当した「本格焼酎を楽しむ講座(第15期)」のことをお話しますね。
テーマは、ゴマ焼酎で有名な福岡県「紅乙女酒造」です。皆さんと、飲み比べることで「焼酎 ポジショニングマップ」を作成しながら「肴」との相性体験をしてみました。
※「焼酎 ポジショニングマップ」 http://sake3.eshizuoka.jp/e329391.html
※紅乙女酒造さん <胡麻焼酎> http://www.beniotome.co.jp/
<桜明日香> http://www.sakura-asuka.com/
<用意した「紅乙女酒造」さんの教材>
① 桜明日香 900ml 1,250円
② 紅乙女 胡麻焼酎 720ml 1,000円
③黒施些美(くろせさみ)720ml 1,320円
④胡麻焼酎 ゴールド 720ml 3,840円
⑤萬ろく 1987年 720ml 10,500円
⑥黒ごまリキュール 500ml 1,260円
・紅乙女 ごまダレ (480円)
・紅乙女 和風ごま (480円)
つづく
2009年07月04日
福井梅 紅映(ベニサシ) 仕込む

とりあえず、6種類漬けてみました。
お酒は、醸造酒(日本酒:純米吟醸原酒)、蒸留酒(芋焼酎・?)、ノンアルコール(梅ジュース)です。
私の予想ですと、ノンアルコールの梅ジュース(梅シロップ)あたりが、「福井梅 “紅映”」の特徴が表れると思います。なぜなら、アルコールより果糖(砂糖)の方が抽出力が強いからです。
後は、3ヶ月後に結果を報告すれば、、、(^_^)v。
※私の持ち出した金額(酒類&砂糖&容器代)は、1万円以上かかってしまいました(>_<)
2009年07月03日
福井梅 紅映(ベニサシ)

昨日(突然)、青梅が5kgも届きました。送り主は、「JA福井経済連指導課内 “福井ウメ振興協議会事務局”」様からです。
梅の品種「紅映(ベニサシ)」とは、あまり聞き慣れない名前ですが、知る人ぞ知る“究極の梅”のようです。
同梱された「紅サシ×南高 テキストファイル」によると、同じ手間暇をかけても収穫される量は、南高梅の1/3、、、。“南高”が消費者や加工業者にとって優れた品種であるのに対して、“紅映”は消費者にとって優れた品種とも、書いてありました。
私に対する要望は、“紅映”を使って「梅酒・梅ジュース(梅シロップ)」を作った時の助言です(プロとしての)。責任重大ですね 、、(^_^;)。青梅(紅サシ)の下処理は終わりましたが、どのお酒でどんな配合で仕込むか?悩んでいます。
※私が「梅酒・梅ジュース(梅シロップ)」のプロとして選ばれたのは、以前(4年前)、日本経済新聞の「何でもランキングのおすすめ梅酒(2005.8)」で審査員になったことが、、、(^_^)v。http://www.sake.ecnet.jp/coordinator/history-2005.8.13.html
2009年07月02日
梅ジュース(梅シロップ) 作り方 (ハチミツ編)

梅ジュース(=梅シロップ)裏技として、ご紹介しますね。どちらもどちらも、漬けてから3週間以上経っております。この、色の違いは「ハチミツ」です。
<写真:左>
・容器は、2.2Lサイズ
・青梅は、500g
・果糖は、500g
・殺菌用のお酢(千鳥酢:米酢)は、75ml
<写真:右> こちらは、上記の2倍の量で作りました。
・容器は、2.2Lサイズ
・青梅は、1キロ
・果糖は、500g + 「ハチミツ」は、500g
・殺菌用のお酢(千鳥酢:米酢)は、150ml
梅ジュース(=梅シロップ)を砂糖を使わず「ハチミツ」100%で作る方もいるようですが、私の経験から抽出力が強い「果糖」をブレンドした方がより美味しくできますよ。
※「梅の実」のしぼみ具合を、みていただければ(浸透圧が)、、、。
2009年07月01日
梅ジュース(梅シロップ) 作り方 (凍結編)5

どちらも、漬けてから3週間以上経ちました。
配合は、どちらも同じです。梅を、そのまま使用するか?凍らせるか?だけの違いです。
・容器は、2.2Lサイズ
・青梅(生、又は、冷凍梅)は、500g
・果糖は、500g
・殺菌用のお酢(千鳥酢:米酢)は、75ml
★写真(左):青梅を凍らせないで漬ける / 写真(右):青梅を凍らせてから漬ける
これ以上、常温で置いておくと心配なので冷倉庫へ入れることに、、、。
※液体から顔を出している梅の実が、乾燥すると腐敗の原因になりますから。
<現地点:私の評価>
・色は、少々(右)の方が濃いかな~? でも、瓶の凹凸のせいかな~?
・梅のしぼみ具合は、(左)の方だよな!
後は、私のベロメーターにかかってますね。さて、軍配はどちらに上がるかな?
もう少し、時間をおけば(熟成させれば)わかると思いますから、さらに冷蔵熟成させることにしよ~っと!
