2009年04月01日
琥珀色の焼酎(樫樽貯蔵):講座風景

私の講座では、私が一方的にレクチャーするのでなく受講生さん同士のく「和」も大切にテーブルを配置しています。
私の話している時&きき酒をしている時以外は、お喋りはOKです。なぜなら、相性体験をする際、隣りの方とお喋りすることで受講生さん自身の引き出しも増やして行けると考えていますから。
例えば:「目玉焼き」を食べる時に、お塩をかける方、お醤油をかける方、マヨネーズをかける方、トマトケチャップをかける方など味覚の嗜好は様々です。そんな個人の味覚が、相性体験の結果も左右します。
隣の方とお喋りすることで、講義後、第三者へお酒のウンチクもうまく話せるようになります。お喋りの内容は、私もハットさせられるほど鋭いコメントを話している受講生もいます。私にとっても、受講生のコメントから教えていただくことも、、、。
このように、相性体験は1人でやるより、多くの方々と一緒にやった方がいい結果をもたらしてくれるものですよ!。
2009年04月01日
事故米の余波:「美少年」


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事故米転売「被害者・美少年酒造」が三笠側から裏金30年 3月31日23時28分配信 読売新聞
米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)による事故米の不正転売事件で、被害を受けた熊本県城南町の酒造会社「美少年酒造」の緒方直明社長が31日夜、熊本市内で記者会見し、三笠フーズ側から30年近くにわたり、取引で生じた“裏金”を受け取っていたことを明らかにした。
緒方社長によると、美少年酒造が国産の1等米を酒の原料米として仕入れたあと、三笠フーズのグループ会社「辰之巳」(東京)に加工を委託。辰之巳はこの米を市場で等級の低い米に買い替えて精米し、美少年酒造に納入していた。売買価格の差額を年1回、現金で美少年酒造にキックバックする手口だった。
裏金作りは、緒方社長が入社した1982年頃から行われ、毎年140万~200万円に上った。2007年には、国産の1等米30トンの加工を委託し、辰之巳から買い替え加工して生じた差額の140万円を受け取っていたという。
緒方社長は「原料米はいずれも国産米として仕入れており、商品にも『国産米』と表示し、偽装はなかった」とする一方、「裏金は不良債権の穴埋めに使っていた。消費者を裏切る行為を長年続けていたことになり、本当に申し訳なく思う」と話し、近く辞任する意向を示した。
石破農相は31日の閣議後記者会見で「商道徳としていかがなものか」と述べ、美少年酒造などへの聞き取り調査を始める考えを示した。
美少年酒造は事故米の不正転売事件で、製造した日本酒など一升瓶換算で計約41万本分の回収・販売停止に追い込まれ、風評被害などは1億円を超えた。地元では、被害企業として同社を支援する動きもあった。
最終更新:3月31日23時28分
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