2009年10月30日
眞露(蒸留酒):講座 2

世界のお酒を、製造で分類すると3タイプ(マクロ的)、、、「醸造酒」、「蒸留酒」、「混成酒」です。
日本国内では、酒税法の関係で10品目以上に分類されています(ミクロ的)。酒税法の分類が、良いか?悪いか?は別に酒税法の抜け道で造られたお酒が「第3のビール」「第4のビール」と言われるタイプです。
上記表は、以下の資料をもとに作成されました。
※ 韓国内実績は 2006年度の輸出を除く出荷実績(出所:大韓酒類工業協会)
※ 日本の焼酎実績は 2005年度(4~3月)出荷数量(出所:国税庁HP)
※ 「蒸留酒No.1」記事(出所:Drinks International 誌 2006年版)
★一番上のところが、韓国内で生産されている「眞露」さんです。(韓国内の焼酎市場50%以上のシェア、蒸留酒の単一銘柄では世界 No.1の生産量です。
★一番下のところが、日本国内での本格焼酎(乙類)の販売(メーカー出荷)数量です。
私は、この数字をみたときビックリしました。なぜなら、日本国内全体での「本焼焼酎」販売(メーカー出荷)数量より「眞露」さん1社による数量の方が大きかったからです。
これなら、「本格焼酎」を世界的に見たとき「蒸留酒」になりますから、「眞露」さんを知らずに「本格焼酎」を語れないとワールドワイドに感じました。
~ つづく ~