2009年10月05日
日本酒の4タイプ分類 「肴」(3)

上記は、日本酒を4タイプに分類した時に相性の良さそうな「肴」です。
A) 香りの高いタイプ(薫酒) : 「えびグラタン」
B) 爽快でなめらかなタイプ(爽酒) : 「春雨サラダ」
C) こくのあるタイプ(醇酒) : 「チーズ入り鶏のカツレツ」
D) 熟成タイプ(熟酒) : 「合鴨のロースト:黒胡椒添え」
受講生の皆さんにh、それぞれの「肴」を4個に分けてもらいました。
次に、少しお料理を口に入れて噛みます。お酒を口に含み、飲み込んでもらいます。
その時の相性を、○△×でメモってもらいました。
○ : 相性がよかった(調和)
△ : まあまあ(平行)
×:違和感があった(反発)
例えば、肴「合鴨のロースト:黒胡椒添え」と相性がいいタイプはD)熟成タイプとなります。つまり、「肴」との相性から日本酒を4タイプ分類してもらう作業です。
通常は、酒質をみてから「肴」を選びますが、「肴」から酒質をみてもらうことで「料理人」さんの気持もわかってくるものです。
~ つづく ~