2009年06月30日

臥龍梅「樽酒」鏡開き 番外編 (7)


<番外として>
・4斗樽中身半分 36L(上げ底)の似姿です。写真は、菰を外したものです。

「上げ底」とは、発泡スチロールを使って、36Lサイズの平らな桶にお酒を入れます。
※36Lで一杯になる2斗樽がありますが、4斗樽中身半分の桶は、直径が4斗樽と同じですから高さが低くなります。そこを補う為に発泡スチロールで底上げを、、、。

これに菰を巻けば、4斗樽ですから「桶屋さん」もうまいことを考えるものですね。  


Posted by 呑美喰い at 13:03Comments(0)臥龍梅

2009年06月29日

日本酒を楽しむ講座(第12期):「磯自慢」5

 
受講生の皆さんから聞いた感想は、黒板へ書いて行きます。 ※写真は、画質の関係で黒板の半分だけです。

そして、集計をみながら臨機応変に追加クイズを出します。追加クイズは、参加人数により変えています。参加人数が多ければアバウトな質問、少なければピンポイントに、、、。今回は少ないので(参加者が)、ピンポイント!。
その各集計から、ある法則を導き出してレクチャーして行きます。

最後に、今後(来月)の講座がすすめやすいように、以下のクイズを!

<⑦ 「磯自慢 大吟醸純米」 を飲んで、ご自分の好きな「肴」をお答え下さい>
※このお酒だけが造り:大吟醸の為、ブラインドでなく銘柄をあかしてきき酒してもらいました。

おもしろいことに、全ての肴(6種類)に意見がわかれました。これがあるから、日本酒講座は講師としておもしろいです。講師として、勉強にもなります。次回も、頑張りたいものです(^_^)。これを読んで、参加したくなった方がいらっしゃれば、もちろん途中参加も大丈夫ですよ!こちらからお願いします → http://www.sbsgakuen.com/gak0020.asp?gakuno=4

※講師のひとりごと : 相性体験を「一般の各種講座」のように物差し(講師の)を使って「白・黒」つければ「楽」なのですが、嗜好品の世界では、なかなかそのようにできないことが多々あります。
                                         ~ 完 ~  


2009年06月27日

伊豆わさび 静岡新聞(6/27)

 
今朝の静岡新聞(P8)に、【伊豆わさびマヨネーズ】のことが、、、。農林水産省が、外国人の好みに合い輸出が期待できる「加工食品40選」を選出したそうです。

カメヤ食品(三島市)からは、マヨネーズばかりでなくドレッシングも発売されてます。どちらも、食がすすみますよ!夏バテ防止にもどうぞ!!

・伊豆わさびマヨネーズ 210g 370円   /   ・豆わさびドレッシング 180ml 400円   


Posted by 呑美喰い at 22:29Comments(0)メディア

2009年06月27日

三方原ポテトチップス


本日、この「三方原ポテトチップス」が飛ぶように売れました。
1個、2個は当たり前、、、。さすがに、お一人の方が13個となると不思議に?

思い切ってお客様へ聞いてみると、「eしずおかブログの、ランキング上位の“丸○なんとか屋さん”でみて、、、」と。
私は、すぐに「丸河屋酒店さん」だとわかりました。 http://sake.eshizuoka.jp/

「eしずおかブログ」って、すごい影響力ですね。
たかだか、320円のポテトチップスが59個も販売できたんですから、、、。
丸河屋酒店さん、ありがとう~face01 

※P.S 遠方のお客様へ、ここからも購入できますよ → http://www.sake.ecnet.jp/  


Posted by 呑美喰い at 22:17Comments(0)

2009年06月27日

日本酒を楽しむ講座(第12期):「杉錦」4

 
肴は、一口づつ食べれるよう小分けしてお皿に盛りました。
※「黒豚シュウマイ」と「蒲やきとり」は、電子レンジで温めて出しました。 写真の一番に右にある「梅」は、日本酒で漬けた柔らかい梅酒の実です。

<検証 Q&A:3>
「ホタルイカ(からし味噌)」と相性のいいお酒を以下の4本から探してください。
③喜久醉(静岡県) 吟醸酒   ④初孫(山形県)吟醸酒 
⑤越乃寒梅(新潟県)吟醸    ⑥杉錦(静岡県)吟醸
※まだ、銘柄はあかしておりません(ブラインドできき酒) 

受講生の皆さんに聞いてみると、④初孫(山形県)と⑤越乃寒梅(新潟県)が相性がよいと、、、(^_^)。
このクイズは、みごとに私の予想通りでした。
ポイントは、「ホタルイカ」というより付け合わせの「からし味噌」でした。
                                              つづく  


2009年06月26日

日本酒を楽しむ講座(第12期):「越乃寒梅」3

 
もう1つ用意した「肴」を紹介しますね。
こちらも、あえて特別な珍味などは使わずに、スーパーなので入手できるものをタイプを変えて用意。

<肴 その2>
黒豚シュウマイ、 蒲やきとり、 釜揚げホタルイカ(からし味噌)

<検証 Q&A:2>
⑤越乃寒梅(新潟県)吟醸 & ⑥杉錦(静岡県)吟醸 をブラインドできき酒してもらい、「タコわさび」と相性がいいお酒を再度受講生に聞いてみました。 

大半の方は、⑥杉錦(静岡県)の方が相性がよいと、、、(^_^)。

でも、先ほど同じ方が違う方でした。おかしいな?予定だと全員が「越乃寒梅」でなく「杉錦」になるはずなのに、、、(>_<)
もしかして、私のセレクトした「タコわさび」が悪かったかな?と思いました。理由は、瓶詰め方法が「新潟県」と「静岡県」では微妙に違うためです。
                            つづく  


2009年06月25日

日本酒を楽しむ講座(第12期):「喜久醉」2


用意した「肴」を紹介しますね。
あえて特別な珍味などは使わずに、スーパーなので入手できるものをタイプを変えて用意。

<肴 その1>
新ショウガ、 タコわさび、 鮭とばスライス

<検証 Q&A:1>
③喜久醉(静岡県)吟醸酒 & ④初孫(山形県)吟醸酒 をブラインドできき酒してもらい、「タコわさび」と相性がいいお酒を受講生に聞いてみました。 ※もちろん、味覚の世界ですから正解はありませんよ。

大半の方は、③喜久醉(静岡県)が相性がよいと、、、。
私は、「やっぱりな~」と嬉しくなりました。(^_^)
                つづく

  


2009年06月24日

日本酒を楽しむ講座(第12期):1



この場で書いていることを、実際に私の担当する「日本酒を楽しむ講座」(2009.6.16)で検証してきました。主催者は、SBS学苑 イーラde沼津校 様です。教材に用意したお酒は、8種類。その内、日本酒は上記の5種類です。

<教材のテーマは、吟醸酒>
③喜久醉   吟醸酒    720ml 1,660円
④初孫(山形県)吟醸酒 720ml 1,260円
⑤越乃寒梅(新潟県)   500ml 1,180円
⑥杉錦  吟醸酒      720ml 1,470円
⑦磯自慢 大吟醸純米 720ml  3,220円


明日から、このお話をして行きますね。お楽しみに、、、。
※きき酒は、全てブラインド(新聞で銘柄をかくして)で行いました。
                             つづく  


2009年06月23日

臥龍梅「樽酒」鏡開き : 私の通信簿

 総評 < 「臥龍梅」樽酒、鏡開き:私の評価 >
 
 蔵元さんと話していると、よくこんな話を聞きます。
 「各イベント会場へ出展すると、ご来場の方々は、美味しいと言って飲んで行ってくれます。が、実際の評価は、どの造りのお酒が、どのくらい飲まれているか?が評価だと思います」。

 確かに、口(コメント)では表向き良いことを言って下さっても、本当にいい酒は、黙っていても(裏向き)無くなりますから、、、ね。

 <私の通信簿>
 ・結婚披露宴の参加者は、約100人。
 ・おすすめしたサイズは、4斗樽の中身半分 36L (上げ底)。

 おそらく、飲まれる量は1人当たり180mlとして、18Lかな?
 そうなると、18L ほど残る可能性が、、、。1.8L瓶は、10本用意して回収しに行きました。

 結婚披露宴後、「アーセンティア迎賓館」から樽酒を回収しました。
 樽に残っているお酒を、持参した1.8L瓶へ移し替えると、約4本弱(約 6L)。1人当たり 300ml ほど召し上がって下さったことになります。
 
 私の予想以上に、飲んでもらえ嬉しく感じました。
 後日、この1.8L瓶に詰めてお酒は、和紙ラベルを貼って「新郎&新婦」さんへお渡ししました。 
 お客様がお買い上げ頂いたもの(樽酒)&私の本家蔵(臥龍梅)のお酒ですから、一滴たりとも無駄にしたくない!という思いからです。

 新郎&新婦は、とても喜んで下さいました。もちろん、このサービスは無料です。
 
 そして、結婚披露宴の会場「アーセンティア迎賓館」さんからは、デキャンタ瓶に使ったラベルに「アーセンティア迎賓館」と名前を入れて作成したので、感謝されました。
 
 これなら、私の通信簿は「優(10満点中、10点)」かな!?face02

※追伸:今回の樽酒は、私の本家蔵(臥龍梅)ですから酒質がわかっており、微妙に樽香を調整できました。酒質が、熟知できていなければここまでのことはできなかったと思います。これも、本家(三和酒造さん)のお陰ですね。
                               - 臥龍梅「樽酒」鏡開き <完> -  


Posted by 呑美喰い at 10:17Comments(0)臥龍梅

2009年06月22日

臥龍梅「樽酒」鏡開き × フランス料理 (6)

 
<樽酒、鏡開きセッティング 5>
 
・「蓋」は、事前に割っておきます。
・虫が入らないよう、ビニールやサランラップを使って樽をおおいます。
これで、鏡開きのセッティング完了。


<結婚披露宴後、、、貸し出した備品を回収しに行った時のことです>

・アーセンティア迎賓館さんとの方から、皆さん「樽酒が美味しいと、喜んでいましたよ」と、、。
・新郎&新婦からは、「とても樽酒が好評でした、ありがとうございました。」と、結婚式引出物を頂きました。
 
普通の方なら、「これで、OK!」となります。
でも、客観的な評価は、残った樽酒の量が私の通信簿です。
                                         つづく    


Posted by 呑美喰い at 21:57Comments(0)臥龍梅

2009年06月20日

臥龍梅「樽酒」鏡開き × フランス料理 (5)

 
<樽酒、鏡開きセッティング 4>
 
・「鉄のへら」を使うこと、10分、「蓋」が開きました。
・どうしても「蓋」を開ける時に、木くずが多少入ってしまいますので、木くずを取り除きます。


<アーセンティア迎賓館さんとの事前の打ち合わせ>

ちょうど、「蓋」が開いたとき、お料理担当:料理長(シェフ)がお見えに、、、。
 
(シェフ) 「これが(樽酒)、南フランスの辛口白ワインですか~?」

(私)   「ハイ、いい感じに樽香が付いているはずですから、試飲してみますか!?」

(シェフ) 「いいんですか、、、」。 グラスへ少し樽酒を入れお渡しすると、
      「少々、樽の香りが弱いような感じですね」

(私)   「さすがですね、わざと軽めに樽香りをつけました。
      理由は、この一合枡の香りを確認してみて下さい」

(シェフ) 「檜の香りですか?これだけでも、この枡に
      お酒を入れれば樽酒の雰囲気がでますね」

(私)   「そうなんです、枡で飲むので軽めに樽香りをつけました。
      逆に、グラスで飲むならしっかり樽香りをつけます」

(シェフ) 「なるほどー、、、これなら、明日のお料理といいハーモニーになりますね(^_^)」
                                               つづく      


Posted by 呑美喰い at 15:57Comments(2)臥龍梅

2009年06月19日

漬物用酒粕

今週はじめに、「漬物用酒粕」4kg が入荷してきました。
この冬できたお酒の粕を、再発酵させてあるので茶色です。

本日は、この酒粕がよく売れました。
地元ばかりでなく、九州や関西からのご注文まで(^_^;)。
確かに酒粕は、日本酒の消費量が低迷ですから品薄になっていますが、、、九州とは驚きです。
当店では、酒粕は冷蔵保存して販売しているので、口コミで広がったのかな?

この調子ですと、今年も2トン以上販売できるかな、、、?
2トンとは、欲張りかな~(>_<)。でも、昨年は、「漬物用酒粕」1500キロ、「吟醸酒粕」765キロ販売したので、まんざらではないかも?

★白っぽいクリーム色の「漬物用酒粕」は6/30(火) 入荷予定です。お客様の間では、茶色は「白瓜」、クリーム色(白)は「キュウリ」「魚」「お肉」と使い分けているようです。  


Posted by 呑美喰い at 18:54Comments(2)酒粕

2009年06月19日

臥龍梅「樽酒」鏡開き × フランス料理 (4)

 
<樽酒、鏡開きセッティング 3>
 
・「鉄のへら」をトンカチで打ち込んで、少しづつ蓋を開けて行きます。
この際、「蓋」の継ぎ目に気をつけて「鉄のへら」を打ち込みます。


<アーセンティア迎賓館さんとの事前の打ち合わせ>

・当日のお料理はフランス料理ですが、「日本酒(樽酒)」との相性で気をつけておくことありますか?
...私は、「フランス料理ですが、フォーク&ナイフだけですか?お箸も用意されますか?」と尋ねた後に、問題ないですね。こちらで、相性がよくなるよう杉の香りをつけます。
お料理担当者(シェフ)には、「樽酒は、南フランスの辛口白ワイン(1,000円前後)をイメージしてください。」とお伝えして下さいね。
                                               つづく    


Posted by 呑美喰い at 18:14Comments(0)臥龍梅

2009年06月18日

臥龍梅「樽酒」鏡開き × フランス料理 (3)

 
<樽酒、鏡開きセッティング 2>
 
・蓋をあける道具(3点セット):軍手、トンカチ、鉄のへら


<アーセンティア迎賓館さんとの事前の打ち合わせ>

・披露宴で「鏡開き」の時、蓋が開いたと同時に乾杯をしたいんですが、樽酒をどのようにサービスしたらいいですかね?
...私が事前に「デキャンタ瓶」を用意するので、それをお使いになってみたらどうですか。
                                               つづく  


Posted by 呑美喰い at 12:35Comments(0)臥龍梅

2009年06月17日

臥龍梅「樽酒」鏡開き × フランス料理 (2)



<樽酒、鏡開きセッティング 1>
 
・蔵元さんへ発注をかけた際に、“鏡開き用”とお伝えして菰を折り込んで樽に巻いてもらいます。(蓋が見えるよう、菰をエレガントに巻いてもらえる為)
・まず、しめ縄を、カッターで上品に見えるよう切ります。


<アーセンティア迎賓館さんとの事前の打ち合わせ>

・納品は、結婚披露宴(6/13)の前々日(6/11)にお願いできますか?....私は、「駄目です。前日(6/12)にして下さい」と。
・当日にサービス提供される“一合枡”を事前に洗いたいんですが!....私は、「駄目です。洗わないで拭いて下さい」と。
これだけ見ると、随分生意気な納入業者ですよね。
でも、“駄目”な理由をお伝えすると、逆に喜ばれました。
                                           つづく

  


Posted by 呑美喰い at 18:32Comments(0)臥龍梅

2009年06月17日

三方原ポテトチップス:少し入荷

 本日、やっと入荷しました。
「三方原ポテトチップス」 320円です。

しかしながら、3ケースしか入荷しなかったので売り切れたらごめんなさいね。

もし欲しい方は、ご一報いただければお取り置きしておきますのでお電話下さい。

※ ご予約先:すずき酒店 電話 054-366-5773
  


Posted by 呑美喰い at 02:35Comments(0)

2009年06月16日

臥龍梅「樽酒」鏡開き × フランス料理



先週(6/12)、「臥龍梅」の樽酒を結婚式場へ納品して来たときのお話です。

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4月頃、お客様より「結婚式で、鏡開きをしたいので、、、」というご注文を頂きました。
新郎&新婦さんより、ご希望をお伺いし私で対応できると判断しお引き受けしました。

<ご希望&ご要望>
・結婚披露宴の出席予定人数(約100人での、樽のサイズを教えて下さい。
・“鏡開き”に必要なものを全て揃えてください(木づち、尺など)。
・“鏡開き”のやり方を、教えて下さい。
・当日のお料理は、フランス料理ですが樽酒(日本酒)で大丈夫かな?など、、、。

-------------

式場は、静岡駅の南にある「アーセンティア迎賓館」と聞いて上記質問に納得できました。ここは、ヨーロッパスタイルのモダンな結婚式場だから「和」に強い私のところへ来たんだと、、、きき酒師の腕のみせどころかな、、、?ここで、「結婚式までの準備の裏話」&「樽酒のセッティング」と一緒にお伝えして行きますね。
★アーセンティア迎賓館 HP http://www.tgn.co.jp/hall/atsi/

  


Posted by 呑美喰い at 11:33Comments(0)臥龍梅

2009年06月15日

梅ジュース(梅シロップ) 作り方 (凍結編)4

 青梅を凍らせて、梅シロップ(梅ジュース)を「果糖」で作った5日目の状態です。

 青梅も、かなりしぼみました。が、凍らせないで作った時よりはしぼんでいません↓
http://sake3.eshizuoka.jp/e344623.html

やっぱり、梅ジュース(梅シロップ)を作る時は、青梅を凍らせない方がいいのかな!?  


Posted by 呑美喰い at 18:17Comments(0)梅酒・梅ジュース

2009年06月13日

梅ジュース(梅シロップ) 作り方 (凍結編)3

 青梅を凍らせて、梅シロップ(梅ジュース)を「果糖」で作った3日目の状態です。

 昨日、瓶を撹拌しガス抜きをしたので「果糖」もほぼ溶けました。
 
 青梅も、変色し始めしぼんで来ました。
 しかしながら、凍らせていないで作った時よりは青梅がしぼんでいない感じです。  


Posted by 呑美喰い at 10:11Comments(0)梅酒・梅ジュース

2009年06月13日

清水東高校:職業講話の報告

 無事(6/11)に、静岡県内でもトップクラス「清水東高校」での“職業講話”が終わりました。

 講演風景:http://www.sake.ecnet.jp/coordinator/history-2009.6.11.html

 私の講演内容は、かなり突発的な内容だったと思います。それも、そうですよね! 会場の空気を読んで、急遽、講演内容を変えたわけですから!!

 さて、これが「吉」と出たか、、、? もし、清水東校1年生の父兄の方が閲覧していれば、お子様から聞いた感想を書き込んで下さいね   


Posted by 呑美喰い at 01:54Comments(0)日記