2012年08月30日

ヨーグルト酒(高砂) 入荷

 
やっと、入荷しました(1ケースだけ)、話題の「蔵出 限定ヨーグルト酒」。
静岡新聞でも紹介された富士高砂酒造さんの「高砂 ヨーグルト酒」500ml 1,200円。
入荷が遅れたのは、生産が追いつかないほど人気がある為face02

この手の「ヨーグルト酒」は他でも販売されていますが、アルコールベースが蒸留酒(焼酎など)でなく醸造酒(日本酒)となるとかなり珍しい逸品です。だから、口当たりがやさしく&なめらか、アルコール臭が気にならないソフトな美味しさで、ついつい飲み過ぎてしまうんですね。

個人的には、外部の乳酸菌が蔵に入るから酒造りに影響はないかな~?と心配していましたが日本酒の生産ラインは使わずに全て手作業で調合~瓶詰めまでしているそうです。その為、生産量が限られ品薄に。

私のお薦め飲酒スタイルは、キュッと冷やしてストレート&バニラアイスクリームと一緒に楽しんで欲しいな~と...。

<高砂 ヨーグルト酒 500ml 1,200円  スペック>
・原材料:国産ヨーグルト、日本酒、糖類、蜂蜜、クエン酸
・アルコール度数:6%  


Posted by 呑美喰い at 19:42Comments(0)お酒

2012年08月28日

君盃 秋上がり(=もみじ)

 秋のお酒、君盃さんから入荷(720ml 1,900円 / 1.8L 3,800円)。
生産量は少ないですが、家庭料理のような(おふくろの味)いいお酒を造る蔵元さんですface02。しなやかな味わいですよ!
※小さい蔵元さんの為、バーコードが着いていないのでハンドラベラーで価格シールを一本一本付けました。

秋の酒は、蔵元集荷量:1.8L換算で210本のみ。当店では、「もみじ」ラベルでなく「秋上がり」ラベルで販売です。

<君盃 秋上がり 純米大吟醸  : スペック>

・原料米:美山錦 ・精米歩合:50% ・酵母:M310 ・アルコール度数:17.2% ・日本酒度:+5

  


Posted by 呑美喰い at 20:54Comments(0)お酒

2012年08月22日

酒粕漬け(漬物用酒粕) : 販売

 
「酒質は、酒粕をみればわかる」などと言われています。
逆を言えば、酒質がわかるから酒粕もわかるのかもしれません...日本酒コーディネーターとして、年間(酒粕を)3,000kgほど販売しています。
当店では、ネット販売(通信販売)といえでも店頭販売と同じような対応を心がけています↓。

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※通信サイト(漬物用酒粕):もし、どのタイプにしようか?悩んでいれば「通信欄」に「発送前に、電話で確認をさせて下さい!」と...。 http://www.sake.ecnet.jp/products/products-sakekasu9.htm

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この記事を見て、当店から電話をしお買上げ頂いたお客様(九州)からお礼メールが↓

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鈴木様 
7月に酒粕でお世話になりました、○○です。
お電話ではお忙しいのに、私の細々とした質問に嫌な顔(見えてませんが)せずアドバイスを頂きありがとう御座いました、お陰様で酒粕漬け初心者の私にも美味しい、瓜ときゅうりのお漬物を漬けることができました。
一週間程前から、食卓に上がっております。
家族にも、おすそ分けしたご近所の方にも好評で、少し鼻が高くなっております。
お礼のメールが遅くなり申し訳ありません。
暑い日が続いております、くれぐれもお身体ご自愛下さい。 
                                                     ○○○○ より
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このようなお礼メール、嬉しいものです(^_^)。
と同時に、「ネット販売は顔が見えない。」と言う同業者もいますが、販売方法によってはそんなことは...ないですね。face02

  


Posted by 呑美喰い at 00:10Comments(0)酒粕

2012年08月20日

蔵元が語る地酒について~富士錦~ 講座(7) 完

 

終わってみれば、講座修了後、自然な流れで記念写真をface02
いいカリキュラムだった証拠ですね。

※飲用温度は、すべて温度計を使って提供しました。なぜなら、暑い時は人間の味覚(ベロメーター)も狂ってしまう為。最近の温度計(赤外線温度計)は瞬時に計測できますから便利ですよ。

いくつかの落としどころ、わかりましたか?
ポイントは、造り手(蔵元)&飲み手(受講生)の「共通の話題(物差し)」をいくつ作るかでた。講座でも「おもてなし」のサービス精神が必要です。実は、酒器にもひと工夫しました。
言い換えると、私は、常々、自分がされて嬉しいサービスを提供することを心がけています。

                                   - 完 -  


2012年08月18日

蔵元が語る地酒について~富士錦~ 講座(6)

 
テーマ5.「これからのお酒の楽しみ方」 ★ここで、お燗です↑ ポットで湯煎しました。
 ☆富士錦 純米酒 青ラベル 1.8L 2,100円

酒質は、新緑香りを感じながらアフターに原料香りも感じますから25度と45度できき酒してもらいました。
いくつか隠していた落としどころの1つが、食べないでいてもらった「ニジマスの甘露煮」を。
お酒との相性を、2つの飲用温度帯でレクチャー。
 
                                          つづく
  


2012年08月17日

蔵元が語る地酒について~富士錦~ 講座(5)

 
第4テーマ「発酵食品と健康」  ★朝採りミニトマトの塩麹がけ ※塩麹は、富士錦のもの使用(140g 483円)
 ☆富士錦 大吟醸 金 720ml 3,055円...飲酒温度10度 
 ☆お土産:この↑お酒の酒粕 670円相当(大吟醸:精米40%山田錦の酒粕 500g)

酒質:富士錦 大吟醸「金」は、若い果実のようなフルーティーさがあります。完熟香までは出ていませんが、余韻には米の旨味を感じます。それを、トマトの酸味と麹の旨味で調和させました。

PS 発酵食品(米麹)には、美白やお肌ツルツル効果が、、、また、放射能外部被爆にも!?  


2012年08月15日

蔵元が語る地酒について~富士錦~ 講座(4)

 
第3のテーマ.「地産地消の意味」  ★肴↑ 山の食材を使ったもの

☆3(A)  富士錦 特別純米ほまれふじ 720ml 1,350円 ... 飲用温度 5度
☆3(B)  富士錦 芝川 梅わいん 720ml 1,420円 ......  飲用温度 5度

休憩の意味も込め、「山の食材」を使ったものを用意。
・がんもどき&ゴボウ巻 
・肉じゃが 
・ナスとピーマンの炒め物
・サツマイモの煮物

飲用温度5度は、シャンパン用アイスクーラーを持ち込み急冷しました。
  
                                       つづく  


2012年08月13日

蔵元が語る地酒について~富士錦~ 講座(3)

 

第2テーマ.「富士錦の歴史 300年余り」 ★肴↑ 富士宮のニジマスの珍味 3点盛り
 ☆富士錦 純米吟醸 清 1.8L 3,675円...飲用温度 10度

テーマが「歴史」ですから、限定品の熟成酒を用意。
酒質に、若干スパイシーな熟成香が感じられる為「ニジマスの燻製」でマスキングを。グラスの中で温度が上がった二口目は「ニジマスの時雨煮」で再度マスキングを。
「ニジマスの甘露煮」は、食べないでもらいました(最後に食べてもらう為)。
ここで「ニジマス」を提供したのは、富士宮の特産品を口にすることで、「富士錦」の気候風土を感じてもらいたかったからです。 
                                        つづく

PS:富士宮のニジマスの珍味 3点盛り↓ 仕入先 「鱒の家」 矢辺さんより
 
実は15年ほど前、清水区からマイクロバスを出して「鱒の家」で“日本酒を楽しむ会”を開催したことがありました。そのご縁で、今回、「鱒の家」矢辺さんのお力も借りました。これも、「酒縁」ですね。  


2012年08月11日

蔵元が語る地酒について~富士錦~ 講座(2)

 
素敵な笑顔ですね、「富士錦」の第18代目当主、清信一氏の紹介で講座スタート。

創業300年余りの蔵の魅力は、「6.富士錦の仕込み水 1.8L 非売品」の味わいで表現。
※「富士錦」仕込み水:富士山に積もる雪が100年ほどかけて地下水なったものです。
 しなやかな味わいです。まるで、浴衣美人のような...。飲用温度18度で提供。

 

第一のテーマ 「地酒の生い立ち」  ★肴↑ もろきゅう(田舎味噌と朝採り有機きゅうり)

☆富士錦 上撰 糖類無添加 1.8L 1,932円...飲用温度 20度
   第一アッタクに、松ヤニにのような青臭さを感じる為、きゅうりで同調させながら田舎味噌で丸みをもたせました。

                                                                              つづく

  


2012年08月10日

蔵元が語る地酒について~富士錦~ 講座(1)

 
先日(8/8)、「富士錦」の清社長さんを特別講師に招き、「蔵元が語る地酒とは、、」のテーマで日本酒講座を開催しました。

実は、主催者(SBS学苑)もビックリするほどのお申し込みが、、、ほぼ定員いっぱい(会場は、イーラde沼津校で一番広い教室)。
終わってみれば、主催者の方から「受講生の皆さん、ニコニコしながら帰られて行きましたよ。今日は、鈴木先生、どんな手を使ったんですか?」などと聞かれるほど盛況な講座でした。

「富士錦」清社長さんをスペシャル講師に、私がMC&サービスを担当しました。良い機会なので、どんな風にサービスを担当したか?裏話をお伝えしますね。これが、「日本酒コーディネーター」だからできるサービスかな~?(^_^;)



<教材に使ったお酒たち ↑> ※このチョイス、落としどころを入れて選んでいます。

1. 富士錦 上撰 糖類無添加 1.8L 1,932円
2. 富士錦 純米吟醸 清 1.8L 3,675円(限定品 熟成酒)
3A.富士錦 特別純米ほまれふじ 720ml 1,350円
3B.芝川 梅わいん 720ml 1,420円
4. 富士錦 大吟醸 金 720ml 3,055円と
    そのペースト状酒粕(お土産として大吟醸「金」の酒粕を用意:670円相当 )
5. 富士錦 純米酒 青ラベル 1.8L 2,100円
6. 富士錦の仕込み水 1.8L 非売品
            
                                         つづく  


2012年08月08日

焼酎の水割り(3) 講座(完)

 

最後に、きき酒コメントを聞きながら「食べ合わせ体験」で終わりました。

<用意したお料理>
・新じゃが芋のガーリック炒め ・パイナップル ・スパゲッティーサラダ ・ナス味噌 ・オクラのツナあえ ・かぼちゃ煮 ・ナスのおひたし ・キュウリの浅漬け ・切り干し大根

<受講生のきき酒コメント>
○ 水が変わるだけで、ここまで水割りが変化すると思いませんでした。
○ 麦焼酎にも、いろいろな味があるんですね。
○ これからは、麦焼酎の元祖「壱岐焼酎」を楽しみたいです。
○ 硬水も、使い方によっては水割りが冴えますね。
○ 個人的には、「壱岐スーパーゴールドの硬水割りが好きです」。
○ お料理に合わせるなら、軟水の方がいいかも、、、!?

などなど、水割りも硬水で割ると面白いことが発見できました。
      
                                  - 完 -   


2012年08月06日

焼酎の水割り(2) 講座

 
次に、麦焼酎を使って水割りを作りました。

<麦焼酎 リスト>
③いいとも(麦麹) 900ml 930円
④武骨者ゴールド(麦麹) 900ml 1,230円
⑤壱岐オールド(米麹) 720ml 1,240円
⑥壱岐スーパーゴールド22 720ml 1,240円

水割りは、軟水で割ったものと硬水で割ったものを作りましたから合計8種類できき酒を。

                                                つづく

  


2012年08月04日

焼酎の水割り(1) 講座



先日、私が担当する「本格焼酎を楽しむ」講座でこんなことをレクチャーしてみました。

<写真>
①軟水 「天然水 南アルプス」 
②硬水 「コントレックス」
①「ジャパンゴールド」 期間限定新発売 (新ジャンル) 
②ベルギー「シメイ ブルー」 (本格的なビール)


まず、水割りに使う「水」のこと、ビール風味の味幅についての確認を、、、。
※ビールを使ったのは、この後、麦焼酎を使うからです。

                                  つづく






  


2012年08月02日

酒粕の熟成(漬物用酒粕)

 
ここのところ、「漬物用酒粕」のお問い合せが多いので、、、アップしました。

「漬物用酒粕」は、冬にできた酒粕を踏み込んで再発酵させた「日本古来の発酵食品」です。
今の季節、夏野菜(白瓜、キュウリなど)の粕漬けに使われます。なかには、薬としてアトピー皮膚炎の為に使う方もいます。

写真:右が今年のもの。熟成すると写真:左のように茶色くなってきます。
どちらも最初は板の酒粕でしたから、酒粕の生命力を感じます。

近年、酒造りの減少で市場に出回る酒粕の量も減っています。その為、粕漬け加工業者の方々は仕入れに苦労しているようです。

当店では、直接取引のある蔵元さんが優先的に回してくれていますから助かっています。その為、蔵元さんに迷惑をかけないよう春先には発注をし、7月までには支払いを済ませるよう心がけています。

なぜ7月と言うと、夏が来る前に当店の冷蔵庫で管理するためです。基本的に「漬物用酒粕」は無添加ですから、常温で夏を越すと熟成が進みすぎベチョベチョになってしまいますから。

ですから、この時期は「漬物用酒粕」を冷蔵庫で管理しているお店で買われると良いですよ(^_^)。

★当店ではこんな感じで販売しています → http://www.sake.ecnet.jp/products/products-sakekasu9.htm


  


Posted by 呑美喰い at 21:40Comments(0)酒粕